ゴミ屋敷を片付けるのは「業者に依頼した方がいい」「費用の支払いも問題ない」
とわかっていても恥ずかしくて業者を呼べない人もいるのでは?
見実際そういう方は多いですね。
そこで、依頼者が恥ずかしくないよう柔軟に対応をしてくれる業者が増えています。
もくじ
特掃隊では「周囲にゴミ屋敷だと知られたくない」「業者に見られるのも恥ずかしい」など、依頼者のさまざまなニーズに寄り添ったコースが用意されています。
どんなコースがあるかみてみましょう。
近隣に絶対バレたくない人に向けたコースです。
ゴミを梱包して運び出すなど、近隣の方にゴミ屋敷清掃だと分からないように配慮して作業をおこないます。バレないための方法を見てみましょう。
家から大量のゴミを運び出していれば、その様子を目撃した人にはゴミ屋敷の清掃であることがわかってしまいます。そのため、段ボール箱などにゴミを入れて、荷物を運び出しているかのように作業をおこなってくれるのです。
作業する人の人数が増えれば、周囲に目立ってしまいます。
たくさんのスタッフが行ったり来たりすれば、なんだか大ごとのように見えてしまいます。
少人数での作業なら、全てのスタッフが室内に入って作業をおこなうことができ、周りの人に見つかる可能性は低くなります。
いくら業者の人がゴミ屋敷に慣れているからといっても、やはり面と向かってゴミ屋敷を見せるのが恥ずかしいという場合もあります。
このコースはその名のとおり、依頼者が作業に立ち会う必要のないコースです。
契約書のやり取りから入室するための鍵の受け渡しまで、すべて郵送でおこないます。
このコースは室内作業を女性のみでおこないます。
男性を部屋に上げることに抵抗がある方や、下着や生理用品などが散らかっているという方におすすめの、女性スタッフを指定できるコースです。
最近では特掃隊(リスクベネフィット)以外にも同様のコースを設置している業者が増えています。「ゴミ屋敷 業者 女性」で検索してみると、女性が来てくれそうな業者のサイトが出てきます。
早速お住まいの地域でも対応してくれる業者を探してみましょう。
昼間は人目が気になってしまう方に向けた、深夜作業コースです。
夜まで仕事でその後に作業して欲しいという方にも需要があります。
住んでいるのが集合住宅の場合、昼間は管理人さんや主婦の方に、夕方から夜にかけてもお仕事帰りのご近所さんと出くわすリスクが高いでしょう。
深夜に作業してもらえれば、誰かに見られる可能性は低くなり、恥ずかしくならずに済みます。
もちろん、物音を立てないよう配慮するので、近隣の方に不審に思われることもありません。
ゴミ屋敷を放置するとどうなるのでしょうか。ここではリスクをみていきましょう。
ゴミ屋敷の状態を続けることは、体調にも悪影響を及ぼします。
ゴミで埋もれた部屋では、換気ができず、カビが生えやすかったりダニも繁殖しやすくなるからです。
そのような室内の空気汚染が原因で起こる健康障害全般を「シックハウス症候群」と呼び、以下のような症状が見られます。
出典:厚生労働省(https://www.mhlw.go.jp/content/11130500/000879983.pdf )
ゴミ屋敷の状態が長引けば、いずれシックハウス症候群の症状が現れます。
健康のためにも、ぜひ早めに業者に相談してみてください。
ゴミ屋敷を放置することは、体だけではなく心にも負担がかかります。
ゴミ屋敷に住んでいると、常に心がストレスを受けている状態になるのです。
あなたも自宅がゴミ屋敷であることに次のようなストレスを感じたことはありませんか?
自己嫌悪 | ゴミでいっぱいの部屋を見て、そんな状態にしてしまった自分に苛立ちを感じる |
集中できない | 物が散らかっていて落ち着かず、物事に集中できない |
心が休まらない | 家の中でリラックスすることができない |
気分が落ち込む | 気持ちがパッとせず、なんとなく沈んだ気持ちになっている |
さらに、常にストレス状態にさらされ、うつ病などの精神疾患を発症するおそれもあるのです。
そうなる前に、片付けられない悪循環を断ち切るために、ほんの少し勇気を出して業者に相談してみませんか。
ゴミ屋敷を放置すると、近隣の人にも影響が出てきます。
その結果、あなたに直接苦情が寄せられることもあるでしょう。
ゴミ屋敷にまつわる苦情で多いのが次の2つです。
生ゴミや食べかすから腐敗臭がしてきます。
特に梅雨入りの時期から夏場にかけて臭いがキツくなります。
臭いが外まで漏れてしまうと、近所の人に指摘される可能性が高まります。
食べカスやホコリなどをエサにしているゴキブリにとって、ゴミ屋敷は絶好の住処です。
集合住宅であれば、同じフロアの人の部屋にもゴキブリが出やすくなり、その結果原因となっているあなたに苦情が入るリスクが出てきます。
ゴミ屋敷を知られるだけでなく苦情まで出てしまえば、そこに住み続けるのは難しくなるかも知れません。そんなことにならないように、早めにゴミ屋敷業者に依頼しましょう。
ゴミ屋敷を放置した結果、最悪の場合火災が発生することもあります。
実は、ゴミ屋敷には火災になりやすい要素がそろっているのです。
ゴミ屋敷で火事の原因になるものの例として、次のようなものが挙げられます。
長時間使用していると暖房器具の周辺はかなり高温になり、熱されたゴミが発火する危険あり。
ホコリが原因でコンセントがショートし、火種となることも。
コンセント付近がゴミで埋もれていると、気づかないうちに燃え広がってしまいます。
乾燥剤や電池などのゴミに圧力がかかると自然発火する恐れがあります。
ゴミが積み重なっていると圧力がかかりやすく、発火のリスクも上がります。
生ゴミが腐敗して発生したガスが火災の原因になることも。
ゴミの中にライターがあったり、ガスコンロを使用したりすることで、ガスに引火し火災につながります。
たくさんのゴミのせいで、小さな火種でも燃え広がりやすく、視界が悪いので発火していることにも気づきにくいのです。特に空気が乾燥している冬場は、とても危険です。
まず必ず確認しておくべきなのが、一般廃棄物収集運搬業許可を所持しているかどうかです。
これは、家庭などから出たゴミ(=一般廃棄物)を収集・運搬するために必要な、市町村による許可です。無許可の業者に依頼すると、ゴミを不法投棄されトラブルに巻き込まれる恐れもあるので、必ず許可を得ている業者を選ぶようにしてください。
※現在、一般廃棄物収集運搬業許可は新規で取得することが難しく、既に資格を得ている企業と提携している清掃業者も増えています。提携企業が資格を得ていれば、問題はありません。
Webサイトなどに記載されている業者の所在地を確認しておきましょう。
その住所をGoogleマップなどに入力し、実在する企業かどうかチェックしてみてください。
自社ビルだったり、商業ビルに入っている会社ならOKです。
所在地が何もない場所だったり、マンションの一室あるいは民家だった場合は無許可で営業しているケースがあります。
Webサイトなどに過去の実績が数多く掲載されているかもチェックしておくべきポイントです。
これまでに多くのゴミ屋敷を片付けた経験があり、作業内容も詳しく記載してあれば安心して任せられる業者だと言えます。
経験の浅い業者に頼んでしまうと、
などの不安要素があり、安心して依頼することができません。
業者の掲載している実績だけでなく、依頼者から寄せられた口コミも要チェックポイントです。
依頼者による評価は、正直に書かれたものが多く、その業者が優良かどうか一目瞭然だからです。
口コミを見つけるには次のような方法があります。
ゴミ屋敷業者を選ぶとき、利用者の声を参考にしてみましょう。