私たちは全国で特殊清掃を行っていますが、岡山県ではまだまだ特殊清掃の認知度が低いと感じる事もしばしばあります。
特殊清掃が知られていない為、孤独死、ゴミ屋敷等復旧困難な物件が発生すれば諦めて空き家にする、又は解体やフルリフォームするという判断するオーナー様もいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では特殊清掃を行うことで費用を80%カットして原状回復できる事をお伝えさせていただきます。
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もくじ
岡山県のワンルームをフルリフォームする場合の相場は500万円と言われています。
一軒家の場合建物そのものを解体し立て直す費用はこの比ではないことは言うまでもないでしょう。
では特殊清掃をして原状回復した場合はどれほどの費用が掛かるのでしょうか?
結論から言いますと特掃隊加盟業者は五分の一の費用で原状回復可能であります。
あまりの安さに本当に大丈夫なのか?と思われる方も多いと思いますが詳しく説明していきますので是非御拝読下さい。
まず一つの理由としては施工する範囲になります。
フルリフォームであれば部屋全体を取り換える必要があるのに対し、特殊清掃は汚染された箇所や臭いがしみ付いた箇所のみであります。
取り換える箇所が少なることで費用が減ることは自明の理であります。
そして二つ目の理由、それが、私たち特掃隊が業界で唯一消臭の特許技術を持っているからです。
国に認められた確かな技術があるからこそ最小範囲、最短期日で施工が可能であります。
ここで実際私達が行った施工事例を紹介いたします。
廊下の扉が開けっ放しであったため、リビングまで臭気が広がっており、これをリフォームのみで解決しようとなると、リビングまで解体を行う必要があります。
まず臭気成分の大元を除去しなければなりません。
また、床上の体液を洗浄することで床材に染み込んでしまっている部分を把握することができ、解体する部分、しない部分の境界を明確にします。
壁紙は臭気を吸い込みやすい為、基本的に剥がさねばなりません。
画像では臭いは伝わりませんが完全消臭完了です。
写真を見ていただければわかる通り畳一畳ほどに解体範囲が抑えられています。
フルリフォームに比べれば補修する費用が少なく済みます。
原状回復に必要な材料は畳一畳ほどの床板、そして壁紙です。
この現場の消臭費用が50万円でしたが、それに床板、壁紙を業者に頼んだとしても 合計100万円程度でしょう。
また、フルリフォームに比べ部分補修ですので再び貸し出すまでの日程も大幅に短縮することができます。
高齢化社会を背景に今後、増加が確実とされる孤独死。
孤独死発生のたびに500万円を支払うのか100万円で抑えるのかはたまた諦めて資産価値を0にしてしまうのか。
皆さんならばどの選択をしますか?